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2025/11/18

通話録音・活用

FAQ

コールセンターで顧客満足度を向上!FAQシステムがもたらす効果と導入のポイントを解説!

「コールセンター」の業務改善をご検討中の方へ

  • 「似ているシステムやサービスが多くて、どんなシステムが自社の課題解決につながるのかわからない」という方にはコラボスがおすすめ。
  • 多くのサービスを提供しているからこそ、マッチしないサービスを押し売りせず、今の課題に合わせてサービスを柔軟に選択
  • コラボスはクラウド型コールセンターシステムのフロントランナーとして、低価格・短納期でオペレーターの負担や経費を削減するとともに、コールセンターに関わる全ての皆様に「スムーズ」で「効果的」なコミュニケーションをサポートします。

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コールセンターで「顧客満足度を上げたい」「応対のバラつきをなくしたい」「問い合わせ件数を減らしたい」と感じていませんか?
FAQシステムは、よくある質問を体系的に整理し、顧客の自己解決を促すことで、CX向上・業務効率化・コスト削減を同時に実現できるツールです。本記事では、FAQシステムの役割から導入メリット、効果的な作り方、導入成功のポイントまでをわかりやすく解説します。コールセンター運営に課題を感じている方はぜひ参考にしてください。

FAQシステムとは?

FAQシステムの定義と役割

FAQシステムとは、「Frequently Asked Questions」の頭文字を取ったもので、頻繁に尋ねられる質問とその回答を体系的にまとめた仕組みを指します。このシステムは、顧客やオペレーターが必要な情報を迅速かつ的確に得られるように設計されており、非常に重要な役割を果たします。顧客向けには自己解決を促す手段となり、クレームや問い合わせの削減を実現。一方で、コールセンターのオペレーター向けには、応対の効率化や品質向上をサポートするためのナレッジベースとして機能します。

コールセンターにおけるFAQの重要性

コールセンターにおけるFAQの重要性は多岐にわたります。

  1. 短時間で顧客の疑問に答えられるため、応対時間の短縮が可能で、業務効率化とともにオペレーターの負担軽減が期待できます。
  2. 均一化された回答を提供できるため、CX(顧客体験)の向上につながります。
  3. 電話対応の回数が減少し、コスト削減に寄与します。

このように、FAQシステムは顧客満足度を高めるだけでなく、企業全体の運営効率を向上させる欠かせないツールといえます。

FAQとQ&Aの違い

FAQとQ&Aは似た概念に思われがちですが、実際には目的と役割が異なります。

    FAQ:

    主に「頻繁に尋ねられる質問」を対象。
    過去のデータや顧客の問い合わせパターンをもとに、注意深く整理されたコンテンツで、顧客が自己解決できる仕組みを提供します。

    Q&A:

    「その場限りの」特定の質問と回答の形式を指します。
    個々の質問に個別対応する要素が強く、FAQほど体系化されたものではありません。

コールセンターでは、両者を適切に使い分けることで、顧客対応の効率化と顧客満足度向上を実現することが可能です。

FAQシステム導入のメリット

顧客満足度の向上

FAQシステムを導入することで、顧客が疑問を抱いた際に即座に答えを見つけられる環境を提供できます。結果として、顧客のCX(顧客体験)が大幅に向上し、ブランドへの信頼感を高める効果が期待できます。また、24時間365日アクセス可能なオンラインFAQを用意することで、電話などの問い合わせが難しい状況でも顧客が自分のペースで問題を解決できる点が魅力です。

コールセンター業務の効率化

FAQシステムの活用は、コールセンターの業務効率化に直結します。よくある質問を事前に整理・公開しておくことで、オペレーターが対応しなくても解決できるケースが増え、電話応対の負担が軽減されます。また、オペレーター向けのFAQ機能を取り入れることで、迅速で正確な対応が可能となり、結果として業務全体のスムーズな運営につながります。

オペレーターの負担軽減と品質向上

FAQシステムは、コールセンターのオペレーターの業務をサポートする重要なツールです。必要な情報を即座に検索できる仕組みが整えば、オペレーターはより迅速かつ正確に顧客対応を行うことができます。この結果、新人オペレーターであっても質の高いサービス提供が可能になり、顧客への対応品質が全体的に向上します。

自己解決促進と問い合わせ減少

顧客向けFAQは顧客自身で疑問を解決できる環境を整える役割を果たします。顧客が電話やメールによる問い合わせをせずに必要な情報にたどり着けるため、コールセンターへの問い合わせ件数が減少します。これにより、オペレーターは複雑で対応が難しい問い合わせに集中できるようになります。また、顧客が自己解決することで満足度が向上し、コールセンター業務の負担も軽減されます。

効果的なFAQシステムの作り方

問い合わせ分析をもとにしたFAQ作成

効果的なFAQシステムを構築するためには、まず顧客から寄せられる問い合わせをしっかりと分析することが重要です。お問い合わせ内容の傾向を把握することで、顧客がどのような情報を求めているのか明確になり、FAQに必要な質問と回答を優先的に用意できます。このプロセスは、顧客満足度やCX(顧客体験)の向上にも直結します。

コールセンターでは、電話やメール、チャットなど複数のチャネルで寄せられる質問をデータとして収集し、頻出する質問を洗い出すことができます。その情報をもとにFAQとして体系化することで、顧客が自己解決しやすくなるだけでなく、オペレーターによる業務効率化も実現します。

わかりやすいカテゴリ分けと検索性の向上

FAQをユーザーフレンドリーにするためには、わかりやすいカテゴリ分けが欠かせません。顧客が特定の質問に迅速にたどり着けるよう、製品やサービスの種類、トラブルの内容、利用のステップなどに基づいてカテゴリを設定すると効果的です。また、カテゴリー間の一貫性や親しみやすい言葉遣いを意識すると、顧客がスムーズに情報を見つけやすくなります。

また、FAQシステムに検索機能を設置することも非常に重要です。検索性を高めるためには、自然言語処理を活用した検索エンジンや関連するキーワードを設定することが効果的です。これにより顧客は直感的に情報を引き出すことができ、コールセンターへの問い合わせ数削減や自己解決の促進につながります。

継続的な更新と改善の重要性

効果的なFAQシステムを運用するには、定期的な更新と改善が求められます。顧客ニーズや商品仕様、サービス内容は時間とともに変化するため、FAQを常に最新の状態に保つことが重要です。過去の問い合わせ記録やアクセスデータを分析し、新しい質問やニーズが生じた場合にはそれを迅速に反映させるための体制を整えましょう。

また、顧客のフィードバックを収集し、FAQシステムの内容や構成の改善に役立てることが出口戦略として重要です。例えば、アクセス数が少ないページや多く閲覧されている質問を把握することで、FAQ全体の質を向上させることができます。

FAQシステムを活用したトレーニングの実施

効果的なFAQシステムは顧客向けだけでなく、コールセンターのオペレーターへのトレーニングツールとしても役立ちます。新人オペレーターに向けた初期研修やスキルアップのための教材としてFAQを活用することにより、オペレーターの負担軽減と応対品質の向上を同時に実現できます。

具体的には、顧客対応に多いシナリオに沿ったFAQの活用方法を学ぶことで、実際の業務での効率化が期待できます。さらに、FAQシステムの利用方法を共有することで、ベテランと新人間のスキル格差を埋め、応対品質の均一化も図ることが可能です。これにより、顧客満足度の向上とともに、コールセンター全体のCX(顧客体験)の質を底上げする効果も得られます。

FAQシステム導入を成功させる秘訣

現場の意見を反映した構築プロセス

FAQシステムの効果を最大限に引き出すためには、現場の意見を積極的に取り入れることが重要です。実際にコールセンターで業務を行うオペレーターは、日々顧客からの問い合わせに対応しているため、顧客がどのような情報を求めているかを最もよく理解しています。これらの意見を反映し、リアルなニーズに基づくFAQを構築することで、顧客満足度の向上にもつながります。また、オペレーター向けのFAQも設置することで、業務効率化や応対品質の均一化を実現できます。

効果測定指標の設定と評価手法

FAQシステム導入の効果を確認するためには、事前に効果測定指標を設定することが不可欠です。具体的には、顧客が自己解決に至った割合や、電話による問い合わせ件数の減少率、オペレーターの応答時間の短縮具合などが代表的な指標として挙げられます。また、CX(顧客体験)向上を目的としている場合は、顧客アンケートやNet Promoter Score(NPS)を活用して評価する方法も効果的です。これらの結果を基にFAQシステムの改善を繰り返すことで、持続的な向上が期待できます。

導入後のフォローアップ体制

FAQシステムの導入後にフォローアップ体制を整備することも、成功の秘訣の一つです。システムが正常に運用されているか確認し、問題が発生した際には迅速に修正を行うことが重要です。また、利用頻度が高い質問や利用データを定期的に分析し、顧客ニーズに応じた内容の追加や変更を行うことも欠かせません。こうした継続的な改善により、顧客からの信頼を得ると同時に、オペレーターの業務効率化にもつながります。

最新技術の活用と進化するシステム

近年では、AI技術や機械学習を活用したFAQシステムが注目されています。これにより、顧客の問い合わせ内容を的確に解析し、自動で最適な回答を提示する高度なナレッジシステムを実現することが可能です。また、チャットボットや音声認識技術を組み合わせることで、FAQシステムの利便性はさらに向上します。このような最新技術を活用することで、時代の変化に応じた柔軟な対応が可能となり、CX向上や顧客満足度のさらなる向上にも寄与します。

コラボスならFAQ活用を中心としたCX向上を一気通貫で実現できます

FAQシステムを効果的に活用するには、「FAQそのものの質」と「現場での活用しやすさ」の両方が必要です。
コラボスでは、FAQ作成・改善・活用を一気通貫で支援できる複数のサービスを提供しており、上記で紹介した課題をまとめて解決できます。

①「CollasQ」(FAQシステム)でFAQの構築から公開までをスムーズに

「CollasQ」は、FAQを社外向けにも社内向けにも公開でき、多言語対応・カテゴリ分け・検索性強化など、顧客とオペレーターの双方に使いやすい設計を搭載しています。
さらに「VLOOM」と連携することで、通話中のキーワードに一致したFAQを自動ポップアップ。検索時間をゼロにし、応対品質向上・対応時間削減に大きく貢献します。



②「VLOOM」(AI搭載CTI)でFAQ活用と応対品質の安定化を実現

VLOOMは通話内容をリアルタイムでテキスト化し、関連するFAQを自動表示することで新人でも迷わない応対を実現します。
また、簡単な操作でコールフロー作成・同時接続課金など、運用面でもコールセンターを強力にバックアップします。



③「UZ」(AI通話分析)でFAQの改善・新規作成を自動化

UZは通話データをAIが解析し、よく出る質問や不満点を自動抽出。FAQ案としてそのままExcel出力できるため、FAQ作成工数を約1/4に削減できます。
さらにトークスクリプト改善・不満要因の特定など、録音データを最大限に活用した改善サイクルを構築できます。



まとめ:FAQシステムはCX向上と業務効率化の最重要ツール

FAQシステムは、顧客の自己解決を促し、問い合わせ数削減や応対品質の均一化を実現できる、コールセンターに欠かせない仕組みです。
一方で、最大限の効果を発揮するには、FAQの質・検索性・現場連携・継続的改善が重要です。

  • よくある質問の分析
  • わかりやすいカテゴリ構造
  • 最新情報への更新
  • オペレーターが使いやすい仕組み化
  • 通話データを活かした継続的な改善

コラボスでは、FAQ作成 → 応対 → 改善 → 再構築を一気通貫で実現できる
「VLOOM」「CollasQ」「UZ」を提供しています。
FAQ活用を強化したい、コールセンター運営を改善したいという企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。

この記事の執筆者

コラボスブログ編集部

株式会社コラボスは、2001年に設立。現在、東京・大阪にオフィスを構えており、1,000拠点以上のお客様へクラウドサービスを使ったCTIシステムを提供。
本ブログ記事サイトでは、様々なニーズを抱えたお客様のお役に立てるような情報を日々発信。
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