人材不足とは?原因は?効果的な解消方法や企業の現状を解説

こちらの記事では、人材不足について解説していきます。そもそも人材不足とはなんなのか、どのくらい不足しているのか、なぜ不足するのか、といった観点からまずは現代の状況を確認します。その後、改善するためにはどうしたらいいのか、というところまで解説します。

人材不足の定義

人材不足と人手不足の違い

「人材不足」と「人手不足」は似ていますが、違いを説明しましょう。

  • 人材不足:企業が求めているスキルをもっている社員がいないこと
  • 人手不足:働く社員が足りないこと

どちらも人が足りない、という点では同じですが、スキルまでを求めるかどうか、という点で違いが出てきています。

日本の人材不足に関する現状

帝国データバンクが人材不足・人手不足に関して2023年7月に報告している報告書の中には、正社員の人手不足を感じている企業は51.4%、特に、情報サービス業の企業では、エンジニア不足を感じている企業は74.0%とでている。単純に人手が足りていない、ということも事実ですが、エンジニアなどといった特別なスキルを持っている人材も不足していることも事実です。

人材不足が起こっている原因

少子高齢化の加速

1つ目に、少子高齢化の加速が挙げられます。全人口のうち、高齢者の割合が増え、若者の割合が減ってきています。つまり、働く人口が減ってきている、という単純な仕組みです。

DX推進の遅れ

2つ目に、DX推進の遅れが挙げられます。DX=デジタルトランスフォーメーションですが、色々なシステムを導入する企業が増えました。ですが、システムを導入しても、それを使いこなせないと意味がありません。導入しても、システムを使いこなせるスキルをもった人材が社内にいないとなると、宝の持ち腐れです。そして結局、社内の作業フローが楽になることもなく、人材不足が続いてしまいます。

需要と供給のアンバランス

3つ目に、需要と供給のアンバランスです。「買い手市場」と言われていますが、なぜ就活浪人などが生まれるのでしょうか。ニュースなどで、有効求人倍率は1.3倍程度と報道されています。全体でみるとこの数字ですが、例えば人気の高い大手企業では、そのとぉりでもなく、1を切っていることも多々あります。このように需要と供給があっていない、というのも特に中小企業にとっては、人材不足の原因と言えるでしょう。

人材のミスマッチ

4つ目に、人材のミスマッチです。入社前の面接や面談で、ある程度、仕事の内容や、チームメンバーの話をするでしょうが、うまく伝わらないこともあります。いざ働き始めたら「思っていた仕事内容と違う」や「上司と馬があわない」といった理由で退職してしまう可能性があります。採用する側も、「採用しなくてはならない」というプレッシャーからか、本当のことを隠してしまうこともあります。お互いのためにも本音で伝え合い、ギャップを減らしていきましょう。

人材不足が目立つ業界

情報サービス

1位は「情報サービス」業。74.0%の企業が人材不足を感じています。政府としても、DX化を進めているため、今、需要が高まっている業種と言えるでしょう。一方で、重要があり、案件がたくさんあったとしても、それに対応できる人材がいないことが多いようで、このような結果となっています。

ホテル・旅館

2位は「ホテル・旅館」で、72.6%です。新型コロナが少し落ち着いてきて、旅行に出かける人口が増えてきたことによる結果だと思われます。これから、より旅行人口は増えていくと想定されるので、ますます人材確保が必要となるでしょう。

建設

3位は「建設」で、68.3%です。原因は屋外での危険な仕事、という悪いイメージがあること、また給与水準が低いことにあると考えられます。改善していき、建設業界の労働人口が増える事を願っています。

人材不足が企業にもたらす影響

経営にもたらす影響

人材不足が経営にもたらす影響にはどんなものがあるでしょうか。例えば、経営陣が新規事業を展開したい、もしくは既存の事業の拡大を目指したいと考えているときに、社員がいないと前に進めらない可能性があります。
人材は、なにか大きなことを成し遂げるときに必要不可欠な財源です。ですので、人材不足の現状を打破していくことは大変重要だといえるでしょう。

労働環境にもたらす影響

次に、労働環境にもたらす影響についてです。仕事量に対して、社員が少ないと、社員一人一人に対する仕事量が増え、負荷が高まります。その結果、社員は労働環境に不満を訴え、退職してしまう可能性もあるでしょう。

人材不足を解消するための方法

働き方改革を行い、自社の定着率を上げる

1つ目に、働き方改革を行い、自社の定着率を上げる事です。社員にとって働きやすい環境を整えます。基本的に「買い手市場」であるため、現代において人材を獲得するには「選ばれる企業」にならなくてはなりません。そのために、まず今働いている従業員の離職を布防ぐ活動を心がけましょう。

雇用形態を多様化させる

2つ目に、雇用形態を多様化させることです。現代は「働き方改革」といって、従業員にとって働きやすい環境を整えることが求められています。子育てをしながら、介護をしながら、体調を考慮しながら、といった従業員のプライベートの部分も大事にしながら働ける環境づくりを斡旋していく必要があるでしょう。子育てしながら、であれば、フルタイムでの労働だけでなく、早めの退社ができるような環境を整えましょう。

採用方法を見直す

3つ目に、採用方法の見直しです。離職率が高い、人材不足の原因には、採用の段階でミスマッチが防げていない可能性もあります。求人サイトで募集をかけるだけではなく、社員と知り合いを紹介してもらうような「リファラル採用」をすると、ミスマッチの確率が減少できるでしょう。

業務の効率化の推進

4つ目に、業務効率化の推進です。「人を増やす」という考え方を、「今いる人材を最大限に利用して業務をする」に変えます。業務のフローを見直し、1つずつの作業が本当に必要かどうか考え、無駄を排除し、必要な業務はより効率的に行えるようにシステムの導入など検討し、改善していきましょう。

アウトソーシングを活用

5つ目に、アウトソーシングの活用です。自社の業務を外部の人間にやってもらうということは、抵抗があるかもしれません。ですが、自社で人員を確保し、教育し、業務をさせる、というプロセスを考えると、多くの工数と費用がかかるでしょう。それと比較し、外部に依頼をすると、最終的にコストを抑えることができる可能性もあります。

DX推進

6つ目に、DX推進です。DXとは、「デジタルトランスフォーメーション」を意味し、企業が今のデジタル社会において生き残っていけるよう、システムなどを導入し、会社の仕組みを改編することです。例えば、毎日・毎週のルーティン作業はRPAという、自動で動くシステムを導入すると工数削減に繋がります。筆者も毎日顧客へ同じフローでメールを送る仕事があり、その作業をRPAで実施していました。RPA導入前は、目をつぶってでもできるような簡単な作業のために、1日のうち、5分程度を費やしていましたが、RPA導入後は手間が省けるだけでなく、送り忘れが無くなったことと、毎日同じ時間に顧客へ送ることができるため、導入による効果を実感しました。

人材不足に関するQ&A

人材不足が続くとどうなる?

人材不足が続くと、雇っている社員が多くの仕事をこなさなくてはならないため、社員の満足度が下がったり、離職率が高くなってしまうかもしれません。また、なにか新しい事業をしようとしたときに、人員がたりず、実現したいことができない可能性もあります。

中小企業が特に人材不足となる理由は?

企業自体に実力があったとしても知名度により求人に対してなかなか応募が集まらない、といったことはよくある話です。また、中小企業は大手企業と比較して経営が不安定なため、社員が今後のキャリアを考えると、退職するケースも少なくありません。

いつごろから人材不足は悪化している?

帝国データバンクの調査「人手不足に対する企業の動向調査(2023 年 4 月)」によると、2008年のリーマンショック以降、人手不足率が上がり続けています。コロナ禍の2020年には、一時的に落ち込んではいるものの、基本的には右肩あがりという状態です。

コールセンターの人材不足解消ならコラボスへ

コラボスのシステムの中には、人材不足を助けるようなシステムが多数あります。ここでは、一例をご案内します。

  • Challbo(チャットボット):電話やメールで人が対応しなくてはならなかった問合せを、自動で受け答えするチャットボットに任せることで、オペレータの業務量を減少させることができます。
  • CollasQ(FAQシステム):よくある質問を掲載し、お客様自身での自己解決を目指します。

ほかにも、様々なシステム・機能を保有しております。コールセンターに関するご相談はぜひコラボスまで。

まとめ

いかがでしたでしょうか。人材不足という問題はニュースや新聞でよく耳にしますが、具体的にはどのくらい不足しているのか、なぜ不足しているのか、そこからの改善策までは考えたことがなかった方も多いのではないでしょうか。これを機に、自分の職場環境を見直し、改善できる部分を考えてみましょう。

この記事の執筆者

    コラボスブログ編集部

    株式会社コラボスは、2001年に設立。現在、東京・大阪にオフィスを構えており、
    960拠点以上のお客様へクラウドサービスを使ったCTIシステムを提供。
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