CRMにライン公式アカウントを取り入れるメリットとは?活用方法も解説
顧客との関係を大切にするCRM(顧客関係管理)を重要視することは、消費者のニーズが多様化している現在において必須となってきています。
そこで、近年注目を集めているのが、LINE公式アカウント。顧客との距離が近く、DMのリーチ力が高いことから、活用する企業も増えてきています。
今回は、LINE公式アカウントを活用したCRM施策について解説していきます。
LINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウントとは、企業や店舗が作ることのできるLINEアカウントです。
友だち追加をしたユーザーにメッセージを送ることができ、サイト訪問やクーポン利用など行動を促しやすいなどの特徴があるため、取り入れる企業は多くなっています。
無料で始められ、課金することで送れるメッセージ数も増えるので、マーケティングにも活用することができます。
CRMにLINEを取り入れるメリット
事業者にとって手軽に始めることができるLINE公式アカウントですが、顧客との良好な関係性を構築するためにCRMととても相性が良く、取り入れている企業も多くなっています。
CRMにLINEを取り入れるメリットをご紹介します。
メッセージのリーチ力が高い
LINEのメッセージは、メルマガよりも開封率が高いことがあげられます。
化粧品や雑貨を取り扱っているセレクトショップでは、メルマガの開封率が数パーセントであるのに対し、LINEでのメッセージは20%~30%と、開封率はメルマガの約10倍~20倍。
クーポンの開封率は30%で、そのうち90%の顧客がクーポン利用をしていたという結果も出ています。
アクティブ率が高い
LINEの月間アクティブユーザー数は8,400万人以上と言われています。日本の人口の約66%が利用している計算になります。(※)
CRMと連携することによって、より効果的なアプローチが可能になります。
※出典元:LINE公式アカウント「LINEアカウント 媒体資料」
LINE公式アカウントの取得方法
LINE公式アカウントには、「認証済アカウント」と「未承認アカウント」の2種類があります。
企業や店舗で利用する場合には、認証済アカウントを開設することをおすすめします。
まず、アカウント開設ページで、「認証済アカウントを開設する」をクリックし、「アカウントを作成」をクリックします。
個人のLINEアカウントもしくはメールアドレスを登録します。
アカウントを開設したら、「LINE Official Account Manager」(管理画面)にログインします。
管理画面からアカウントの基本情報を登録することが可能です。
CRMにおけるLINE公式アカウントの活用方法
ステップメール(LINE)
ステップメールとは、会員登録や購入などをしたユーザーのタイミングに合わせて、メッセージを自動配信する仕組みのことです。このステップメールを、LINEで送ることができます。
顧客ごとに自動送信されるため、特別感のあるメッセージの演出やフォローが可能になります。
チャットサービス
チャットサービス(LINEチャット)は、日常的に使っているLINEアプリのトーク機能を通じて、友だち登録をしているユーザーにメッセージを送ることができます。
顧客からのメッセージを管理することができ、データをダウンロードすることもできるので、顧客管理にかかる手間を削減できます。
チャットボットサービス
人工知能(AI)を活用した自動会話プログラムです。
顧客からのお問い合わせなどを、AIが自動応答し、自動応答で解決できない場合、有人でのサポートに切り替えることも可能です。
CRMにLINE公式アカウントを取り入れるときのポイント
CRMシステムにLINE公式アカウントを取り入れる時には、LINEと連携が可能なCRMシステムを導入すると移行がスムーズです。
LINEでの問い合わせなどもCRMシステムに収集できるマルチチャネル対応であれば、情報が分散せず、一元管理が可能です。
また、CRMシステムの操作画面上からLINE公式アカウントでの問い合わせ対応を行うことができれば、同時に該当する顧客に紐づく情報を管理することが可能ですので、LINEで対応するオペレーターの業務効率も向上できます。
COLLABOS CRMのご紹介
コラボスの「COLLABOS CRM」では、LINE連携オプションを搭載しています。
チャットサービスを利用することで、待ち時間なくお客様の問題を解消できるため、呼量の削減につながります。
コラボスでは、ほかにも様々なコールセンターシステムをご用意しておりますので、CRMにLINEを取り入れたい、業務の効率化を考えている方は、ぜひ一度ご相談ください。
この記事の執筆者
コラボスブログ編集部
株式会社コラボスは、2001年に設立。現在、東京・大阪にオフィスを構えており、
960拠点以上のお客様へクラウドサービスを使ったCTIシステムを提供。
本ブログ記事サイトでは、様々なニーズを抱えたお客様のお役に立てるような情報を日々発信。
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