PBX・ビジネスフォンの耐用年数は何年?買い替えのタイミングはいつ?

PBXやビジネスフォンといった電話交換機は、掛かってきた電話を適切なオペレーターに割り振ることができ、多くの企業に役立ちます。

特に電話対応を主な業務としているコールセンターにおいては必要不可欠なシステムとなっているため、既に導入済みの会社も多いでしょう。

ですがPBXにも耐用年数というものがあります。

この記事ではPBXの耐用年数について、交換どきや、古いPBXを使うと起こり得るリスクをご紹介します。


PBXの法定耐用年数は何年?

資産の耐用年数は納税額にも影響があるため、資産の種類や、目的、構造などで、法的に決められます。

PBXはどれくらいの期間利用したら乗り換えを考えるべきかですが、法定耐用年数となる6を目安にすることをおすすめします。

法定耐用年数は、まさに機械や設備などの減価償却資産が、使用可能と法定の上で決められた期間なので、それに合わせて交換することで問題の起きないまま新しいものへ乗り換えしやすくなりますし、減価償却の影響でより納税額の計算が複雑になることを避けられる可能性もあります。

法定耐用年数を過ぎると資産としての価値が落ちていくので、PBXやビジネスフォンのリースは、法定耐用年数より少し長い7年の契約が多いため注意が必要です。

古いPBXをつかっていると何が起こる?

法定耐用年数に合わせて交換することを勧めましたが、それを越したからといってすぐ使えなくなるわけではありません。

ですが、古いPBXを使っていることで、さまざまな問題が起きるリスクが高まってしまいます。

具体的なリスクを3つ見ていきましょう。

 高い維持費がかかる

古いPBXを使い続けることでほぼ必ず起こる問題としては、維持費が高いというものがあります。

古いタイプのビジネスフォンやPBXは、電話回線にかかる料金の他にシステムを維持するための保守費用が掛かるものも多く、それが長期的な負担となっていることも多いです。

近年のPBXサービスでも月額料金が掛かるものは多いですが、業者が増えていることもあり、従来のもののランニングコストより安いことは少なくありません。

今も昔もPBXの導入にもコストがかかるので、長く使ったほうが得と感じ、可能な限り使い続けることを選ぶ経営者も多いでしょう。

ですが実際には早々に維持費や月額料金が安いサービスに乗り換えたほうが、出費を抑えることが可能で結果的にコストを抑えられるというケースも多いものです。

故障する危険性がある

PBXも長く使い続けていればどこかに負荷がかかり、故障しやすくなるものです。

使い続けている期間がながければ長いほど、どこかしらが故障する危険は高まっていきます。

PBXのリース期間を7年で一つも故障が起こらなかったらから、交換を勧められても導入コストを避けるために再リースで済ませるというケースは非常に多いです。

しかしその場合、再リースが終わる頃には14年使用し続けていることになります。

それほどの年数が経ってしまうと、大事に使っていても最後の数年は何回も故障が起きてしまうでしょう。

特にコールセンターはPBXへの依存度が高いので、一度の故障だけでも業務に大きな支障が出ます。

故障が起きていないから使い続けるのではなく、故障が起きる前に乗り換えるリスク管理が重要です。

交換部品がなく、修理ができない

長期間利用し続けることが原因で増える故障の危険性を、より致命的にするのがこの交換部品の問題です。

機械技術の進化は日進月歩と言われますが、機械の部品一つとっても日々進歩しています。

より良い物が作れるのなら、既存の部品はそれが組み込まれている機械が一部で使われ続けているとしても、製造が終了されるのが常です。

古いPBXの修理依頼が来る可能性もあるので、修理業者も古い機械の交換部品を保管している事は多いですが、製造自体がされなければ限度があります。

コールセンターでPBXに故障が起きた上に、どこの修理業者に依頼しても部品が見つからず修理できないとなれば、再度いずれかのPBXを使用できるようになるまでに長い期間がかかり、経営に影を落とす可能性すら出てきます。

PBXの乗り換えならクラウド型がおすすめ

クラウド型のPBXは、インターネットを通してクラウドサーバーにアクセスし、それを介すことでPBXのシステムを利用できるというものです。

月額料金が掛かることになりますが、PBXのメンテナンスはサービスを提供する側が行うので保守管理を行う人材を用意する必要はありません。

またPBX専用の機械は一切必要なく、インターネットを利用可能なパソコンと電話機をつなげることで使用可能になるというものも多いので、PBXの耐用年数や寿命を気にする必要がないというのも特徴でしょう。

先に挙げたPBXの長期利用における3つの問題点が問題にならないので、サービスの安定している業者なら長期利用にとても向いているのがポイントです。

またクラウド型PBXには顧客管理システムツールと連携して更に効率的かつ満足度の高い対応が可能になる機能を持ったものも多いので、長期利用しやすいだけでなく、業務の上でも非常に大きなメリットがあります。

クラウド型PBXならコラボス!

ビジネスフォンやPBXはコールセンター業務においてなくてはならないものですが、だからこそ古いものを使い続けるデメリットは非常に重くのしかかります。

もし、耐用年数を超えたPBXを利用されているのであれば、クラウド型の新型PBXの導入をおすすめします。

クラウド型PBXサービスには顧客管理のサポート機能の色が強いPBXサービスなどもあるため、コールセンターで使用するためにPBXを導入するなら、コールセンターに特化したPBXサービスを選びましょう。

コラボスは国内におけるクラウド型コールセンターシステムのパイオニアとして、750拠点以上へPBXを始めとするコールセンターに特化したさまざまなサービスを提供しています。

PBX・CTIは共にランニングコストが安く、特にCOLLABOS PHONEは機材があれば初期費用無料、ランニングコストも同時通信数1つあたり千円と業界最安値クラスでご利用いただけます。

また、ユーザー数ではなく同時通信数で月額料金が変動する料金体系になっており、同業界内でも抜群のコストパフォーマンスで、コールセンター特化型のクラウド型PBXをご利用いただけます。

この記事の執筆者

    コラボスブログ編集部

    株式会社コラボスは、2001年に設立。現在、東京・大阪にオフィスを構えており、
    960拠点以上のお客様へクラウドサービスを使ったCTIシステムを提供。
    本ブログ記事サイトでは、様々なニーズを抱えたお客様のお役に立てるような情報を日々発信。
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