ビジネスフォンからPBXへ乗り換えるなら見積もりを比較しよう

PBXを導入するにあたっては各社から見積もりを取って比較することが重要です。

PBXといってもオンプレミス型かクラウド型か、どの程度の回線数に対応できるのかといったポイントで金額は大幅に変わってきてしまいます。

今回ご紹介するポイントを押さえてPBXの見積もりを取り、比較して自社に適したPBXを導入することをおすすめします。


PBXを導入するなら見積もりを比較しよう

PBXには複数の種類があり、種類によって費用も変わってきます。

一社しか検討せずにPBXを選定してしまうと、後で大損をしていたことに気づく可能性もあります。

まずはPBXの大まかな料金相場を抑えたうえで、自社に合ったPBXはどうのようなもので、その相場はどの程度かという点を深堀していくことが重要です。

PBXはランニングコストもかかるものですので、将来かかる費用も念頭において慎重に選定を進めることをおすすめします。

PBXの料金相場

PBXの費用を考える際には初期費用とランニングコストに分けて考えるとわかりやすいです。

オンプレ型PBX、IP-PBX(IP電話を活用したPBXサービス)、クラウド型PBX(PBXを社内には設置せず、サービス提供会社のサーバー上のPBXサービスを利用するもの)の3タイプで費用を比較すると以下のイメージの通りです。

オンプレ型PBX IP-PBX クラウド型PBX
初期費用
ランニングコスト

さらに、ランニングコストも細かく分けて考えることができます。

ここからはPBXの見積もりを出してもらう前に知っておきたい、各費用の詳細についてご説明します。 

機器本体の価格

導入初期の大型出費としてのしかかってくるのが機器本体の価格です。

機器本体の価格はオンプレ型PBXだと100万円を超えることもあります。

ですが、IP-PBXでは5万円程度で購入でき、クラウド型PBXの場合は初期費用が1万円を切ることもあります。

このように、PBXでも種類によって大幅に金額差があります。PBX導入の初期費用を抑えたい場合にはIP-PBXやクラウド型PBXがおすすめできます。

月額基本料

毎月発生する月額基本料は初期費用に比べれば負担が軽く見えますが、毎月積もれば負担が大きくなっていくものですので、慎重に確認する必要があります。

IP-PBXやクラウド型PBXの場合には月額5,000円~2万円程度で対応可能なものが多いです。オンプレ型PBXのPBXの場合には多少割高になることもありますが、月額基本料はサービス提供会社やプランによって差が激しいところです。

種類によって決めつけてしまわずに、見積もりの段階で各サービスの月額基本料を自分で見比べてみることが重要です。

また、月額基本料の範囲はサービスによって異なります。

月額基本料でカバーされる範囲がどこかというポイントも確認が必要です。

通話料金

通話料はオンプレ型PBX、IP-PBX、クラウド型PBXで差の小さいポイントです。

いずれも最安値の業者であれば3分8円程度の料金を採用しています。

ただし、3分8円はあくまで最安値水準の話で、より高額な通話料を提示する業者は多数あります。

また、フリーダイヤルとしている場合には通話料負担が上がります。

基本料金等は機能差が出るため、一概には比較しにくい部分もありますが、通話料は業者の差を比較しやすいといえます。

また、通話料金の比較をする場合、何分単位で課金されているかも確認するべきポイントとなります。

3分単位の通話料が設定されている場合、1分の通話でも3分の通話料が発生します。

1秒単位の課金であれば単価は高くなるものの、無駄のない課金が可能になるため、短い通話が発生する企業であれば、通話料を抑えることが可能になります。

見積もりの際には、なるべく通話料金がやすくなるよう業者を選択するようにしましょう。

PBXの見積もりの比較方法

クラウド型PBXはコスト面で優れていることをご紹介しました。

それでは、PBXを選定するにあたってはどのようなポイントに気を付けて比較を行えばよいのでしょうか。

PBXといっても種類が豊富で、それぞれ特徴が異なります。

また、PBXの料金体系に慣れない方は気づきにくい確認ポイントも存在します。

そこで、PBXの見積もりをするにあたり、見落としがちな注意ポイントをご紹介します。

保守費用などは月額費用に含まれているか 

月額費用というのはどこまでの範囲の費用を含むのかは確認が必要なポイントです。

サービスによってこの部分の解釈が異なることは多く、月額費用の安さで単純に比較できないのは頭の痛いポイントです。

保守費用が月額費用に含まれていれば、あまり追加の出費を心配する必要はありませんが、保守費用が月額費用に含まれていない場合、月額費用のほかに倍程度の費用がかかってしまうこともあります。

月額費用のカバー範囲が狭い場合、不要なオプションにお金を支払う必要がないミニマムな構成になっていて選択の余地があるとも考えられるので、必ずしも悪いこととはいえません。

ですが、月額費用のカバー範囲が狭いと予想外の費用がかかる可能性が高いというのは、見積もりの際に意識しておく必要があります。

IVRなどの機能がオプションなのか標準なのか

クラウド型PBXには通常の基本的な機能だけではなく、IVRなどコールセンター業務に役立つ機能がついていることもあります。

重要なポイントはそのような特徴的な機能が基本料金に含まれているのか、オプションで別途設定していく費用があるのかというところです。

「機能の豊富さと料金の安さにひかれて契約を進めていったが、実際にはすべてオプション機能で、オプションを付けるとかなり高額になってしまった。」というケースもあります。

標準機能とオプションのすみわけについては見積もりを出してもらう際によく確認することが大切です。

回線内容や内線数

クラウド型PBXにも大規模なコールセンター向けと中小規模なオフィスのコールセンター向けのサービスがあります。

各サービスの想定する規模感によって金額が異なるほか、自社に合わない規模のクラウド型PBXを導入してもうまく使いこなせないリスクがあります。

例えば、小規模なコールセンターで大規模コールセンター向けのシステムを導入しても宝の持ち腐れになりがちですし、費用も必要以上に支払うことになります。

各サービスの想定する規模感が自社とあっているのかというポイントは見積もりの際によく確認するようにしましょう。

クラウド型PBXならコラボス

クラウド型PBXの導入をご検討中の方はぜひ、コラボスの@nyplaceをご利用ください。

@nyplaceの特徴は低コスト・短納期での導入が可能なところにあります。

また、基本的なPBX機能だけではなく、IVR機能、通話モニタリング機能、顧客情報管理機能など、オペレーター業務を支援する豊富な機能を備えています。

コールセンターの業務を効率化するためにPBXシステム導入を検討する方のニーズを満たせるシステムとなっています。

PBX機能にはシェアNo.1のAVAYA社のシステムを利用しているので安心の品質でご利用いただけます。

@nyplaceに関心を持った方、どんなPBXが自社に合っているか分からないという方はぜひコラボスまでお問い合わせください。

この記事の執筆者

    コラボスブログ編集部

    株式会社コラボスは、2001年に設立。現在、東京・大阪にオフィスを構えており、
    960拠点以上のお客様へクラウドサービスを使ったCTIシステムを提供。
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