電話もクラウドへ!クラウド電話とは?メリットや費用についてわかりやすく解説!
「クラウド」という言葉は、10数年前からよく聞くようになりました。今まで、オンプレミス型(会社に大きなサーバを置いてシステムを利用すること)でのシステム利用がほとんどでしたが、大きな機器をもたず、どこにいても同じシステムが使える、クラウド型が主流になってきました。電話のシステムもクラウド型への動きが高まってきています。従来の電話との違いや切替の事例についても紹介していきます!
クラウド電話とは
クラウド電話とは、クラウド上のPBXを使って受発信するシステムのことを指します。クラウド型の他に、オンプレミス型というものがあり、これは実機を会社に置いて運用することです。
クラウド電話は、PBXがクラウド上にあるため、メンテナンスや不具合対応はある程度リモートで実施できます。また万が一、オフィスが災害等で利用ができなくなったとしても、問題なく動きます。
オンプレミス型であると、実機を会社に置かなくてはならないため、大規模な工事になってしまうことも可能性として考えられます。そういった作業はなく、手軽に使えることがクラウドPBXの魅力です。
従来のビジネス電話との違いは
従来のビジネス電話(ビジネスフォン)との違いはどこにあるのでしょうか。前段で物理的機器の有無については述べましたが、その他具体的な機能について確認していきましょう。
クラウドというのは、実機を置かずに場所を選ばずシステムが利用できることがメリットです。電話の機能であるPBXを場所を選ばず利用ができることは、あらゆる面で便利になるでしょう。一例ですが記載をします。
- 営業部門の社員が外回り中にも電話をとることができる
- 在宅でも電話がとれるため、在宅コールセンター運用が可能
- 支社でも電話がとれる
- オフィスの座席移動、レイアウト変更が簡単にできる
クラウド電話のメリット
クラウド電話を利用するメリットについて考えてみましょう。
勤務先でも在宅での勤務も可能に
クラウド電話にすると、場所を選ばずに電話システムを利用できるため、勤務先でも在宅でもインターネットがあればどこでも電話に出られます。コロナ禍以降、在宅勤務が急激に推進されてきました。
また、コールセンターも従来ですと出社が原則でありましたが、コロナ禍以降は在宅でできるように、システムも運用面も整えている企業が増えてきました。
電話の取次ぎによる負担の軽減
代表電話あての電話を受付や事務員が一時受けし、それを担当に取り次ぐという運用が一般的でした。もし、担当が在宅勤務の場合は折り返しの対応になります。しかし、在宅でも同じ電話システムが利用できれば、顧客からの電話を一時受け後、担当へ転送し、担当は在宅勤務中に代表電話に対応することができます。
スムーズな顧客対応は、顧客にとっても嬉しいことであるとともに、取次ぎの受付社員の負担も減らすことができるでしょう。
大きな工事が不要で利用できる
こちらは、システムによって多少の工事が必要である場合もあるので、一概に工事が不要とは言い切れません。ですが、オンプレミス型のような、サーバを会社に設置するような手間はないため、比較的手軽に導入できることがほとんどです。また、回線数の増減やユーザーの上限も月単位で契約ができることがほとんどのため、余計なコストをかけずに運用ができます。
クラウド電話にかかる費用
クラウド電話を導入する場合、費用はどういった形で発生するのでしょうか。詳しく解説していきます。
基本的に、導入時の構築一時費用+月々の月額費用、が発生します。
メーカーや席数にもよりますが、初期費用は0~500万円程度、月額費用は1席あたり3,000円~20,000円程度であることがほとんどです。その他オプションや電話番号数によっても差がありますので、正確な価格については各メーカーにお問合せください。
クラウド電話の導入事例
クラウド電話の導入事例をいくつか紹介していきます。
外出先での電話対応が可能となり、顧客満足度が向上
コラボスでは、問合せ電話の一部をクラウドPBXで受けており、従業員は在宅勤務であっても電話を受ける事、さらにレポートを確認することができます。出社をしなくても電話に出られること、万が一受けられなかった場合は、レポート機能で履歴を確認し、そのまま折り返すことができます。顧客を待たせずに対応することで、満足度向上につながりました。
クラウド化により社内工数やコスト削減に成功
株式会社エビデント様の事例を挙げます。トータルコストを抑えるためのPBXリプレイスでした。コラボスの@nyplaceであれば、ご利用拠点にサーバなど大きな機器の設置は必要ないこと。また保守費用も月額費用に含まれているため、社内で専任のエンジニアを用意する必要がないことも魅力でした。
- 事例はこちら:株式会社エビデント様事例
クラウド電話ならコラボス
いかがでしたか。コラボスのクラウドPBXはラインナップとして、3種類ご用意しております。機能・費用ともに差がありますので、一社一社、一番適したものをご提案させていただきます。
コラボスのクラウドPBXはすべて、大きな機器を利用拠点に設置の必要はなく、最短で5営業日から利用開始できます。音声テキスト化など高機能もご用意しております。ぜひご検討ください。
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この記事の執筆者
コラボスブログ編集部
株式会社コラボスは、2001年に設立。現在、東京・大阪にオフィスを構えており、
960拠点以上のお客様へクラウドサービスを使ったCTIシステムを提供。
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