AIチャットボットとは? 仕組みや特徴を解説
近年、チャットボットのニーズが増えているように感じます。セミナーやメルマガのテーマになっていることが多いです。特に人工知能付きのチャットボット(AIチャットボット)は注目されており、日々進化を遂げています。
今回の記事では、AIチャットボットの特徴やメリットについて解説していきます!
AIチャットボットとは
AIチャットボットとは、蓄積されたデータをもとにして、機械学習していくAIが質問に対して回答するチャットシステムです。蓄積されたデータが不十分の場合は、精度が低い場合があります。しかし、データが増えていくにつれ、精度があがり、人間らしい会話ができるようになります。
AIチャットボットではないチャットボットももちろん存在します。シナリオ型と呼ばれることが多く、これは「Aと聞かれたらBと答える」というようにあらかじめ答えを用意しておかないといけません。人工知能を搭載していないため、チャットボットが自力で回答を作るなどといったことはできません。
AIチャットボットの仕組みについて
ここからは、AIチャットボットの仕組みについて、どのように動いているのか、解説していきます。
AIチャットボットと非AIチャットボットとの違いは?
AIチャットボットと、非AIチャットボット(シナリオ型)の違いはどこにあるのでしょうか。
①AI型
AIチャットボットは、対話型AIの一種であり、人間と会話しているような自然な会話をユーザーに体験させることができます。人工知能のため、あらかじめ学習させたデータだけでなく、日々の会話も学習していくため、使えば使うほど精度が上がっていく形が一般的です。サービスや商品が多く、問合せ内容が多岐に渡る場合は、AIチャットボットがむいていると言えるでしょう。
②シナリオ型
シナリオ型のチャットボットは、あらかじめ「Aと聞かれたらBと答える」というQAを入れておきます。AIを搭載していないシナリオ型は自力で回答を作ることはできません。予想外の質問をされた場合は、「質問の意図がわかりません」「対応できません」といった回答しかできません。
よって、サービスや商品が少なく、問合せ内容がある程度決められている場合は、シナリオ型のチャットボットは向いているでしょう。
AIチャットボットの目的は?
AIチャットボットを導入する目的はなんでしょうか。
問合せ業務の負担軽減
1つ目は、問合せ業務の負担軽減です。サービスに関する質問が、電話でかかってくる場合、対応するために作業の手を一瞬止めて、対応しなくてはなりません。また質問内容によってはたらい回しをしてしまい、回答までに時間がかかってしまう可能性があります。そういった質問をチャットボットで対応すると、負担軽減となり、本来の業務に集中できます。
またチャットボットによっては、AIと人を任意のタイミングで入れ替えることができます。AIで対応しきれない場合は、人で対応することで、今まで通りの柔軟な人に寄り添った対応ができるでしょう。
機会損失の防止
2つ目に、機会損失の防止です。例えば、新規の問合せが時間外にあったとき、即座の対応は難しいです。しかし、チャットボットであれば、24時間365日対応ができます。新規の問合せも、チャットボットである程度の回答ができれば、受注に繋がる可能性が高くなります。まずは、リードを失うということが無いようにする、と言った点でAIチャットボットの導入はよいでしょう。
AIチャットボットのメリット
AIチャットボット導入のメリットについて解説していきます。
24時間365日受付できること
1つ目は、問合せ業務を24時間365日で受けることができることです。業務時間外の問合せは基本的には受けられません。問合せの量が多ければ、外部委託も検討してもよいかもしれませんが、月に1件2件程度のために外部委託することは現実的ではないでしょう。しかし、その問合せを逃すことは企業にとって損失となります。そこで、その問合せをAIチャットボットで対応するとどうでしょう。システムによりますが、AIチャットボットの導入の方が外部委託よりも安価であることが多いです。コール数など確認し、検討してみてもよいでしょう。
潜在顧客層の獲得
2つ目に、潜在顧客層の獲得です。HPの問合せフォームは少しハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、AIチャットボットであれば、人が対応していないため、気軽に問合せができるという利点があります。今まで接点がもてなかった顧客、新たな業種へのタッチが見込めます。
チャットボットの導入をするならコラボス
コラボスのチャットボットシステム(Challbo、読み方:チャルボ)は、シナリオ型で構築されており、残念ながら人工知能はついておりません。シナリオ型のメリットは、質問される内容がある程度決まっている業務において、回答を用意することで確実に回答することができることです。
AIシステムについては、パートナー企業のシステムをご紹介可能です。コラボスのFAQシステムとの連携等でより便利に利用ができます。是非一度ご相談ください。
この記事の執筆者
コラボスブログ編集部
株式会社コラボスは、2001年に設立。現在、東京・大阪にオフィスを構えており、
960拠点以上のお客様へクラウドサービスを使ったCTIシステムを提供。
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